ESG投資

ESG活動とは?今企業に求められる理由とESG投資への繋がりまで解説!

esg katsudou

企業によるESG(環境・社会・ガバナンス)の活動を考慮したうえで投資するESG投資が普及しています。投資家としてESGに考慮した企業を評価したいという理由や、ESGを導入しない企業のリスクを排除したいという理由で近年注目度が上昇しています。では、ESG活動とESG投資との関連を見ていきます。

ESG活動とは

ESG活動は環境(Environment)社会(Social)ガバナンス(Governance)に関する活動のことです。例えば、企業が原料を環境に優しいものにすることで製品の環境負荷を下げ、貧困ビジネスではなく途上国の発展に貢献するビジネスを展開し、それらの活動に関してしっかりと統治・公開する活動になります。慈善事業のように概要を公表するだけでなく、各種指標に基づいたデータの公表もESG活動では求められています。

ESG活動が今求められる背景

2015年にパリ協定が合意され、気候変動に対する具体的な目標として気温上昇を産業革命以前に比べて2℃以下に抑える2℃目標が掲げられました。パリ協定は京都議定書に変わる枠組みとして制定されたもので、これをきっかけに世界中で環境への対応が求められるようになりました。特に欧州では自動車の燃費規制が厳しく、ESGの一環として環境に優しい製品の開発が迫られるようになりました。

ESG投資との繋がり

企業の利益だけでなくESGへの取り組みを考慮したうえで投資する事をESG投資といいます。ESGをおろそかにする企業は活動における環境破壊、社会への悪影響が表面化されたときに株価や信用を失うリスクを有しています。また将来的に持続可能性が高まる中でESGを無視する企業は産業の返還に対応できなくなってしまいます。投資家としてはこのようなリスクを排除するためにESG投資が普及しています。環境・社会を重視して投資したいという投資家心理も背景の一つとしてあります。また、リスク管理の側面だけでなく、今ESG活動に取り組むことはこれからの企業発展に繋がるという考え方も広まっています。そのため、ESG活動に力を入れる企業は「持続可能な企業」として評価される傾向もあります。

ESG活動事例

三菱商事では毎年、ESGへの取り組みを報告する「ESGデータブック」を公表しています。報告の中で紹介されている事例としては、環境面では保有する各ショッピングモールの環境負荷レベルを国際的な基準に合わせて評価しています。社会面では女性管理職の雇用割合、モンゴルでの結核予防の取り組みを紹介しています。三菱商事のESG活動は他社と比較して詳細かつ豊富なデータを公開しているため気になる方は一度見てみましょう。

まとめ

企業には環境・社会の持続可能性に貢献しながら本来の経済活動を進めることが求められています。一方、投資家にとって将来のリターンのために持続可能な企業を評価することや、リスク排除のためにESG投資は重要であり、ESG投資の普及によってこれまで導入していなかった企業がESG活動を始めるといった傾向もみられています。