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温室効果ガスはなぜ増える?増加の原因をわかりやすく解説

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地球温暖化の原因物質であるCO2などの温室効果ガスは年々増加しており、環境破壊を防ぐためにまずは排出量の削減から始めなくてはなりません。人類は自然界が吸収するペースを超えて温室効果ガスを排出し続けている上に、森林伐採でCO2の吸収量を減らしています。まずは増加の原因を特定するところから始め、環境対策に活かしましょう。

温室効果ガスが増えている原因

温室効果ガスの増加原因は産業界の排出と、自然界の吸収量減少が原因です。主なものを見ていきましょう。

森林伐採

植物の働きは光合成で酸素を作ることです。動物とは逆に、昼間は太陽光のエネルギーを浴びながらCO2を吸収して酸素を排出します。そのため森林伐採が進んで植物が減少するとCO2の吸収量が減り、吸収しきれなかったCO2が余ることで大気中に堆積してしまいます。これが温室効果をもたらします。文明化以前も森林伐採は存在していましたがペースは小さく、人間のCO2排出量も少なかったため問題はありませんでした。しかし現代では森林を伐採した所に街が生まれ、CO2を吸収量を減らしながら排出している地域もあります。

電化製品の利用

電化製品の利用は温室効果ガスの排出原因です。家庭の冷蔵庫や洗濯機、工場の機械や生産ロボットは直接CO2を排出しませんが、これら電気製品は電力を消費します。実はCO2排出量の3~4割が発電に関連しており、火力発電所の稼働は燃料である石油天然ガスなどの炭化水素を燃焼することで大量のCO2を排出します。風力、太陽光発電といった再生可能エネルギーをつかった発電が求められています。製品の省エネ化もCO2削減に寄与するでしょう。

自動車の排気ガス

自動車は火力発電所同様に炭化水素であるガソリンを燃焼することでCO2を排出するため、温室効果ガスの増加に寄与しています。特に世界中で自動車の保有率は高まっており、自動車が原因のCO2排出量はますます増えていく見込みです。自動車メーカーの間ではハイブリッド車電気自動車(EV)の開発が進んでいますので、これらの新しい車が普及すればサステナビリティの実現へ一歩進むことになります。

新興国の経済成長と人口増加

10億人を有するインド、中国では年間5%を超えるGDP成長率を維持し続けており、著しい経済発展を遂げています。先進国の高成長が進んだのと同じように上述で紹介した森林伐採や電化製品の利用、自動車の普及によってCO2排出量は増加します。また、経済成長は一人当たりのCO2排出量増加をもたらすと同時に人口増加をもたらすことで、よりCO2を排出するようになります。

まとめ

温室効果ガスの増加は産業革命以降進んだため人類の経済活動が原因と言えるでしょう。今後は森林を破壊しない経済開発、CO2を排出しない車といった新技術の開発によってこれ以上の温室効果ガス増加を抑え、環境面でのサステナビリティを高めることが必須になります。