SDGs

SDGs 目標1 | 貧困をなくそう | 企業取り組み事例

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SDGsを達成するための取り組みはたくさんあり、多くの企業がこれに賛同してCSR活動に取り組んでいます。目標1「貧困をなくそう」は、世界中の貧困層に向けての取り組みを主とし、日本国内で貧困に苦しんでいる人に向けたものも存在します。今回は、SDGs達成に向けて、目標1「貧困をなくそう」に関する国内外の現状と企業の取り組み事例について詳しく紹介していきます。

SDGs 目標1 貧困をなくそう

SDGsの目標1では、世界中のあらゆる場所であらゆる形態の貧困に終止符を打つことを揚げています。世界では、いまだに飢餓や栄養不良、社会的差別などにより、極度の貧困状態やさまざまな次元で貧困ラインを下回っている人がたくさん存在しています。その貧困の改善のために、目標を定めています。

目標1は、2030年までに「1日1.25ドル未満で生活する人々をなくす」「世界中のあらゆる次元の貧困状態にある全ての年齢の男女、子どもの割合を半減させる」「貧困層および脆弱層に対する適切な社会保護制度および対策を実施する」などといった7つのターゲットで構成されています。

持続可能な開発目標(SDGs)(グローバル・コンタクト・ネットワーク・ジャパン)

世界の現状

全世界で極度の貧困状態で生活している人は、1990年には約19億人いましたが、2015年には約8億3600万人へと減少しました。しかしながら、まだまだ多くの人が貧困に苦しんでいます。

中国やインドなどでは、経済が急成長することで数百万人が貧困状態から抜け出せましたが、男女間で格差があります。男性よりも女性の方が雇用や教育に対する機会が少ないため、貧困状態に陥る確率が高くなっているようです。

世界の貧困状態に陥ったの80%の人は、南アジアやサハラ砂漠以南のアフリカ地域に存在しています。気候変動や紛争、食糧不安による脅威が生じている中で、今後さらに深刻化する可能性があるのです。

目標1貧困をなくそう」(国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所)

日本の現状

2015年9月、国連でSDGsが国際目標として掲げられてから、加盟国の達成度や進捗状況について毎年国際レポートが発表されてます。2020年のレポートにおいて日本の目標別達成度を見ると、「目標1 貧困をなくそう」は「課題が残っている」と記されています。その理由は、「相対的貧困」に関して重要な課題が残っていると評価されているからです。

厚生労働省が発表したデータを見ると、相対的貧困率が年々緩やかに上がっています。その原因として考えられているのは「子どもの貧困」です。

子どもの貧困率が高い理由は、ひとり親世帯の貧困率が高くなっていることが大きく影響しているでしょう。ひとり親世帯、特に母子家庭では、仕事と子育ての両立が困難という理由から正社員で働ける環境が少なくなってしまう場合がまだ存在します。

企業の取り組み事例

日本には、貧困をなくすために取り組みを行っている企業がたくさんあります。

株式会社ジモティーでは、日本のひとり親世帯の約半分が同社のサービス「ジモティー」を利用していることより、CSR活動としてひとり親支援の継続的な活動を実施しています。2018年には、協賛企業からの支援物資をジモティー上に掲載し、ひとり親世帯を優先して物品の受け渡し会を開催しています。

三承工業株式会社では、低価格で高品質な注文住宅「SUNSHOW夢ハウス」を展開して、高額な住宅ローンで生活費を圧迫させずにマイホームを購入できるような取り組みを行っています。マイホームを購入することで生活の質を向上させ、子どもの夢や教育へ投資することで、貧困のスパイラルから脱却できるようにしているのです。

目標1「貧困をなくそう」に関する取り組み事例については、外務省のホームページにも掲載されています。どの企業も目標達成のために様々な取り組みを行なっているので、参考にしてみてください。
JAPAN SDGs Action Platform 取組事例」(外務省)

まとめ

日本の貧困問題は、多くの方が考えている以上に深刻化です。SDGsに対する取り組みの一つとして考えると同時に、今後の経済状況をより良くするため、未来を背負う子どもたちのためにも、さまざまな支援をすることで貧困家庭を減らしていく必要があります。

自分は何ができるのか、今一度考えて目標1の達成に向けて出来ることから始めてみませんか。