SDGs

SDGs 目標2 | 飢餓をゼロに| 企業取り組み事例

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SDGsの達成のため、様々な企業が取り組みを進めています。目標2「飢餓をゼロに」に対しては、飢餓に苦しむ国や人々に対して「食と栄養改善」のための支援が主な取り組みです。今回は、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」の内容とターゲット、国内外の現状、そして企業の取り組み事例を詳しく紹介していきます。

SDGs 目標2 飢餓をゼロに

SDGsの目標2は、2030年までに飢餓とあらゆる栄養不良に終止符を打ち、持続可能な食糧生産を達成することを目標としています。世界のあらゆる場所で食料を生産し、十分な量を保っているはずですが、いまだに飢餓に苦しんでいる人がたくさん存在しています。この飢餓状態を終わらせるために、目標を定めました。

目標2は8つのターゲットで構成されており、2030年までに「飢餓を撲滅し、全ての人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする」「あらゆる形態の栄養不良を解消する」「持続可能な食糧生産システムを確保する」など、さまざまな課題を解決して飢餓をゼロにすることとしています。

持続可能な開発目標(SDGs)目標2」(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

世界の現状

世界全体で見ると十分な食料生産が行われていますが、いまだ飢餓状態にいる人々がいます。2014年時点で7億9500万人が慢性的な栄養失調に陥っており、9000万人を超える5歳未満児が低体重となっています。

特に世界の飢餓人口の多くがアジアやアフリカ地域に存在し、その多くが紛争の影響下にあります。飢餓に陥る要因として気候変動や紛争が指摘されているものの、比較的平和な地域でも食の安全と栄養面の悪化が懸念されているのです。

日本の現状

日本は伝統的な日本食を大切にしつつ、適度に西洋食を取り入れるなど、工夫しながら「和洋折衷」な独特の食文化を作り上げました。そのため、バランスが良い栄養状態を保つことができる環境にあります。

日本政府や多くの企業も、今まで培った技術や手法を基に飢餓に苦しむ人々への食糧支援や水田の整備、農作物の品種改良など多くの活動に携わっています。これらの活動は健康寿命が長い日本だからこそできるものであり、世界の栄養状態の改善を目指して積極的に活動しています。

企業の取り組み事例

飢餓問題の改善に向けて、多くの企業が取り組みを行っています。

味の素株式会社では、日本独特の味「うま味」を活かしてたんぱく質や野菜を摂取できるメニューをプロデュースするなど、健康なこころとからだを作る活動や、アミノ酸をはじめとする機能性食品の研究開発などを行っています。食に関わるビジネスを通じて、社会が抱える課題を解決するために取り組みを行なっています。

富士通株式会社では、戦略的なITパートナーとして人々の基盤の一つである米取引に関する支援を行っています。ブロックチェーン技術の導入と取引プロセスの自動化によって、米取引に関する全てのプロセスの効率化と信頼性を高めることに取り組んでいるのです。

目標2「飢餓をゼロに」に関する取り組み事例については、外務省のホームページにも掲載されています。どの企業も目標達成のため積極的に取り組んでいるので、参考にしてみてください。
JAPAN SDGs Action Platform 取組事例」(外務省)

まとめ

日本を含め、世界各国の行政、企業、非営利団体などが飢餓問題に苦しむ国や地域への支援を行っています。それぞれが培ってきた技術と経験をもって、飢餓や貧困に苦しむ人たちの「食と栄養改善」のために協力をすることが重要なのではないでしょうか。

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